四角い林檎のお菓子レポート

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浅草ロック座に行ってきました

300日ぶりにブログ更新します。上原亜衣さん出演のストリップにいってきました。浅草をディープゾーンたらしめる、格式の高い「浅草ロック座」に。ロック座の「ロック」は「ROCK」ではなく、浅草六番街の「六」なんじゃないかと思いました。

 

ストリップは10年振り2度目です。初体験は23歳の時に冷やかし半分で行った、ある場末の港町にあるボロボロの小屋でした。踊り子のロシア人達がショー終わりに、劇場の片隅にあるパテーションで区切られた「サービスルーム」と呼ばれる場所で2000円でハンドサービスをしており、薄汚れたおっさん達が列を成していたのを覚えています。

 

そんな場末のストリップとは大きく違い、「浅草ロック座」は、AV界の天下をとったと言っても過言ではない大人気セクシー女優である上原亜衣さんが引退前に出演されるストリップとのことで満員御礼でした。客層も非常に新鮮で、箱推しの常連さんの他にも明らかに上原さん目当てと思われる若い人達(男女)も見受けられました。こういうチャンスで来る新しいお客がその魅力にハマって、また来てもらえれば新しい層が増えて良いんじゃないかと思いました。

 

ショーの内容はネタバレになるので詳細は書きませんが、ほんとに素晴らしいものでした。配信などで「エロ」はコンビニ的に大量消費される時代ですが、ストリップのように目の前にいるリアルな客だけをピンポイントに魅了するこういう閉ざされた文化も素敵なんだなと。「独特の文化」が逆に新しいです。とにかく、このショーは一見の価値があります。あと、武藤つぐみさんも久しぶりにお見かけしましたが、ダンスも素晴らしく最後にMCを仕切るなど古参のお姉さん方に負けず劣らず大活躍されていました。元気な姿を拝見できて良かったです。

 

「独特の文化」といえば、踊り子のみなさんが脱いだ後のショーツを割とゆっくり足首に結びつけるんですね。これも所作のルールがきっとあるんでしょう。そういう細かい部分も興味があります。足を天井高く上げるポージングとかも美しいですね。ちょっとお風呂上がりに真似したくなります。

拍手の間合いも興味深いですね。古参のお客さんがまず拍手の口火を切って、我々ライト層はそれを頼りに拍手するわけですが、拍手のルールも知りたいです。いろいろ実に奥深いです。あとは、自慰的なポージングの場面で表情に哀愁でる感じです。女性が快楽に溺れるのが罪深いというかそういうメッセージ性を感じます。この切ない感じが心揺さぶらされます。

 

これから実際に行かれる方には注意点もあります。入場料はネットで確認できる料金ではなく、現地の看板ではじめて知らされる特別料金です。初見のわたしは驚きましたが、まぁそういうモノだということです。もぎりのオジさんに主張する観光客風の人もいましたが、古くからここで商売する彼らには到底通用するとは思えません。ショーは非常に素晴らしく、若い人にも魅力が十分伝わると思うので、こういう所も整備されれば「新しい風」がストリップに吹くのではと期待をしています。