(株)大藤 SSK 銘菓びっ栗太郎
むかしむかし ある村に
太郎という名のたいそう親思いの
若者がいた
母の好物の栗をひろっていると
空から美しい天女があらわれて
それはそれは大きな栗をくれた
太郎はたいへん驚いて
『何という栗ですか』と聞いた
天女はにっこり笑って
『びっ栗ですよ』
包装紙に書かれている逸話ですね。
「あっ、そう」としかリアクションできない
エピソードではあります。
絶妙な物足りなさというか、表現しにくいですが
なにか精神的くる文章です。
今日はそんなマニアックお菓子、
(株)大藤SSK 銘菓「びっ栗太郎」を紹介します。
歌舞伎を見る劇場のお土産屋で購入してきました。
この「びっ栗太郎」は東京で製造されていますが、
「びっ栗太郎」という商品で検索すると
奈良の銘菓でもヒットしたりで
同じ商品名で製造元が違ったり
ちょっと不安になってきます。
ちなみに、以下の画像はその奈良ver.です。
逸話の登場人物も天女ではなく、
大仏でご当地感が主張してきています。
外観は以下の画像です。
栗のクオリティが素晴らしいです。
濃淡の色合いまでそっくりで、
本物の栗と見間違えるほどです。
見た目の栗っぽさは、
かなりレベルが高いです。
味は、、、栗まんじゅうです。
トレンドの控え目な甘さとかではなく
その容赦ない加糖に
目眩を覚えるほどです。
本能的に苦い緑茶を欲してきます。
女性に例えると、「スイーツ(笑)」です。
何に対しても認識がとにかく甘いです。
コーヒーの味も分からないのに、
「スタバなう」とか言う女性です。
これは許せません。
独断と偏見で以下の採点となります。
★は5つが満点です。
おいしさ ★★
カロリー ★★★★★
コスパ ★★
パンチ ★
以上、ありがとうございました。